美容の最新トレンド美容鍼灸
人は健康であることによって外見の美さを維持できる。
北川式美容鍼灸の特徴「生肌養顔鍼法」
今、美容を目的とした鍼灸が盛んに行われるようになり美容鍼灸(美容鍼・美容針)という用語も一般的になりました。
鍼灸治療が特定の疾患や症状の治療を目的として行われるのに対し、美容鍼灸(美容鍼・美容針)は、人の外見に対する評価を高めることを主目的として、顔、体形、肌などを美しく整えることに特化しています。鍼灸治療では、利用者は「患者さん」になりますが、美容鍼灸(美容鍼・美容針)の利用者は、特定の疾患がない方も対象となります。このため美容鍼灸(美容鍼・美容針)は、外見の維持、増進を目標として行われます。
美容鍼灸(美容鍼・美容針)の基本は、体の健康の維持、増進をはかることによって、老化を緩和し若さと外見を維持、増進することです。鍼灸の発祥地である中国では、古代より人間の外見は、臓腑や経絡が正常に機能し気血液が充足していることを前提として成立するものであり「美容」は「健康」や「長寿」と密接に関係していると認識されてきました。そのため、美容鍼灸(美容鍼・美容針)は、局所に対する「手入れ」だけでなく、心身の「養生」と「抗老衰」という概念が重視されており、性別、年齢、体質、コンディションに応じて外見を維持、増進することを目標として行われます。
また美容鍼灸(美容鍼・美容針)は容姿を改善することを目的とした「損容性疾患」に対して治療することもあります。損容性疾患とは、目、鼻、口、耳などを含む顔面部、あるいは手足などの人目につきやすい部位に発症し、人体に重篤な影響を与えない一方で、容姿に悪影響を与える疾患の総称です。損容性疾患の代表的なものとしては、にきび、しみ、酒渣鼻、円形性脱毛症、若白髪、眼瞼下垂などがあります。これら健康に重篤な影響を与えることはないものの、外観に悪影響を与える症状の治療にも美容鍼灸(美容鍼・美容針)は有効です。特に、外見の維持・増進、体形や皮膚の老化の緩和など、具体的には「皺」「たるみ」「くすみ」「むくみ」「眼の周囲のくま」などの顔面部の外見の問題解決に効果が期待できます。
生肌養顔法
生肌養顔鍼法は、比較的短期間で満足度を高い結果を出すことを目的として確立した美容鍼の手法です。生肌養顔法による施術と利用者の性別、年齢、体質、体調などに応じた全身的な鍼灸を行うことで、「小じわ」「たるみ」「目の周囲のくま」「くすみ」「浮腫」などの改善に高い効果を期待していただくことができます。
生肌養顔鍼法の特徴のひとつは、顔面部に極めて数多くの針を使用することです。顔面部における鍼は、使用する針の本数を多くした方が、より効果を得ることができるというのが、北川毅の10年にわたる臨床経験と試行錯誤に基づく見解です。極細の針を使用して局所の皮膚に数多くの微細な「傷」を作ることで、局所の皮膚に「瘢痕治癒」の機能が働き、皮膚の生理機能を活性化させることができます。そして、鍼の施術によって生体にこのような反応が起こる結果として、皺やたるみが改善されることを期待することができます。このような発想に基づいて考案された生肌養顔法では、1回の施術で、顔面部局所に対して70〜80本もの針が使用されます。そして、使用する針の数が増えれば、施術により多くの時間を要することになり、また、皮下出血や疼痛が生じるリスクも高くなるため、施術においては高度な技術が要求されます。YOJO SPA では、利用者の皆様の安全に努め、安心して施術を受けていただけるよう、最高品質の日本製のディスポーザブル針(使い捨ての針)を使用し、「二指推鍼法」という技法を用いた施術を実践しています。
日本製高級針と二指推鍼法
美容鍼灸の施術を行う場合に懸念されるリスクは2つだけあります。ひとつは針を刺す時の「疼痛」(痛み)の問題であり、もうひとつは「皮下出血」の問題です。身体に針を刺す以上、これらの問題は避けて通ることができないものですが、一方では、針の品質と施術における技術力によって大幅に軽減することが可能です。針の品質と性能には、製造を行う国やメーカーの技術水準による一定の格差が存在します。そして、針の施術による「疼痛」と「皮下出血」の問題は、使用する針の品質と性能によっても左右され、針の品質と性能が高ければ高いほど、針を刺すことによる痛みと起こり得る皮下出血の可能性は軽減されることになります。そして、日本製の針の品質と性能には、世界でも極めて高い定評があります。そこで、YOJO SPAでは、顔面部の施術に世界中の専門家の間で最高級品として認知されるセイリン社製ディスポーザブル(使い捨て)針を使用しています。
セイリン社製ディスポーザブル針は、世界でも最高水準の品質と性能を誇り、特に他の製品と比較して針先の「切れ味」がひときわ優れています。一方、二指推鍼法とは、北川毅が自ら考案した独自の技法であり、「針管」と呼ばれる管を使用して針を打つ従来の技法とは大きく異なる新しい鍼の技法です。針管を用いる従来の技法は、針の穿刺から刺入までのプロセスに一定の時間を要するものであることから、顔面部局所に対して70〜80本もの針を刺入するには、相当の時間を費やすことになりますが、北川毅は針管を用いずに刺針する独自の技法を考案したことで、より効率的な施術を実現し、施術時間の問題も解決しました。YOJO SPAでは、最高級の日本製針と二指推鍼法の技法によって、痛みが少なく、より安全で極めて効率的な顔面部の施術を実現しています。
北川式美容鍼灸の原則
◎ 東洋の伝統医学の思想と理論に基づき、鍼灸を美容目的に用いる。
◎ 健康の基礎の上に成立する人間の自然美(健美)を追求する。
◎ 美容を目的とした施術を通じて、健康維持と疾病予防に寄与する。
◎ 日本で独自に確立した刺針技術を用いる。
◎ 品質の高い日本製ディスポーザブル針を使用する。
ビデオで見る北川式美容鍼灸
針管を使わない針の打ち方 - 二指推鍼法 ( にしすいしんほう ) = 2本の指で針を支え針管に頼らず指の力でツボに針を刺す方法。
北川式美容鍼灸である「生肌養顔法」の施術の様子です。
ニ指推鍼法は、美容鍼灸に特化したセイリン社のディスポーザブル( 使い捨て )短針によって比較的簡単な訓練を積む事で可能になる技術です。この針は、北川 毅のアドバイスと最先端の製造技術のコラボレーションで実現し、今では美容鍼灸の根幹を支える重要な道具として広く世界に普及し始めています。
YOJOSPAでは、美容鍼灸の実技を学びたい鍼灸師を対象に「実践、美容鍼灸3日間集中セミナー(有料)」を定期的に開催しております。また、YOJOSPAは、北川 毅 本人の施術が直接、受けられる唯一のスパサロンです。完全予約制ですが、できるだけ多くの方に、その効果を実感していただけるよう実際の施術にも多くの時間を設けています。ぜひ、ご来店ください。
美容鍼灸について - 北川毅のインタビュー
北川 毅 きたがわ たけし
日本健康美容鍼灸協会 会長
一般社団法人 日本美容鍼灸協会 代表理事
日本中医美容研究会 会長
鈴鹿医療科学大学鍼灸学部非常勤講師(美容鍼灸学)
YOJO SPA オーナー
東京・港区のYOJO SPA にて鍼灸治療と中医美容の施術を実践するかたわら、鍼灸、美容、スパに関する教育、講演、執筆、翻訳、研究まで、幅広く奮闘の日々を過ごしている。
著書、監修
「健康で美しくなる美容鍼灸」
(BABジャパン)
「DVD 美容鍼灸の実践」
(医道の日本社)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』